製品開発の初期段階から試作品製作までのプロセスをワンストップでサポートしています。手書きのラフスケッチやポンチ絵の状態から、具体的な形状や構造に落とし込み、お客様のアイデアをカタチにすることができます。また、お打ち合わせから試作品製作まで技術者が直接対応することにより、お打ち合わせ時に生じたご要望や急な仕様変更にも、その場で迅速に対応することができます。あらゆる業種のモノづくりを知り尽くした熟練の技術者が、製作の初期段階から先の工程を見据えた提案を行い、製品開発のスムーズな進行をサポートします。
モノづくりにおける設計方法は、試作品・モックアップや性能検討用モデル、デザインモデルなどの製作物や目的によって大きく異なります。また、設計の精度は、製作物の審美性や強度、製作速度に密接に関わるため、パーツ同士の噛み合わせや造形・加工の手順など、様々なことを考慮しながら設計する必要があります。
自社で設計から製作まで一貫して行い続けてきたノウハウにより、お客様の目的に応じて最適な3次元CADデータや加工プログラムを作成することができます。デザインの意図や目的、先の工程を見据えた設計により、精度を最大限まで高め、造形・加工段階で発生する無駄なコストや時間の削減に繋げます。
3DやVR（仮想現実）・AR（拡張現実）技術の出現により、人が実際に手を動かしての試作品は少なくなりました。しかし、感性に訴えかけるような造形を行うことは難しく、感覚的な部分は人間の手で調整することが必要不可欠です。
クレイモデルの造形は、後から変形や厚み足しを自由に行うことができます。特に表面の美しさにこだわり抜きたい四輪車や二輪
車においては、表面の滑らかさや形づくりを行うため、クレイを使った造形が最適です。
プレゼンや商談、展示会用に最適なモックアップ・デザインモデルを設計・製作します。どのような形状や素材でも高度な造形・加工技術により、お客様が求める以上のクオリティでモックアップ・デザインモデルを製作することができます。
職人の手作業で細部までこだわり抜いて仕上げを行っており、視覚や触覚に直接訴えかけ、感動を生み出すモックアップ・デザインモデル作りを行います。
切削加工
材料を削って作る加工技術で、職人が受け継ぐ古くから用いられてきた加工方法です。機械や手作業で削り出すことができるため、幅広い素材の加工に対応することができます。
粉末造形
積層造形や3Dプリントとも呼ばれる技術で、樹脂やプラスチックなどの粉状の材料を一層ずつ積み重ねて固め、物の形を成型します。3Dデータを読み込んで形作るため、切削加工では実現できない複雑な内部構造も迅速に対応することができます。
真空注型
切削加工や粉末造形で製作したものを型取り、型に樹脂などの素材を流し込んで複製します。真空状態の槽の中で形作るため気泡が発生しづらく、高精度で試作品を作ることができます。また、金型よりも安価で同じものを20個程度まで複製することができ、カラーの検討やスペアの製作に適しています。
真空成形
プラスチックのシートを軟化させ、型の形状で硬化させる技術で、薄型のものを製作することに適しています。同じ形状で材質や色を変更しながら複数個作ることができ、カラーの検討やスペアの制作に適しています。
表面処理
塗装やメッキ処理、鏡面仕上げなど、様々な表面処理を行うことができます。
お客様のご要望を実現するための素材や処理方法を提案し、下地から丁寧に作り込むことで、表面の美しさを最大限まで引き出します。
モビリティ部門として、樹脂全般の射出・ブロー成型品を開発段階からメーカーと取り組み、二輪・建機・農機分野へ製造子会社・協力会社と一体となった体制で提供。
デザイン設計から試作品製作まで一貫してサポートします。エンジニアがお客様と直接お打ち合わせを行うことで、仕様変更や微修正にも迅速に対応することができます。また、あらゆる業種のモノづくりを知り尽くした熟練のエンジニアが、その場で課題や問題点の改善提案を行うことにより、試作品の改良を円滑に進めることができます。高強度化、高剛性化、成形性向上、軽量化、変形防止、成形サイクル向上、コストダウンなど様々な課題に向き合い提案する事ができます。
